2011年3月アーカイブ

タイで暮らしています。
以前の話ですがうちの母親が日本でタイ語を勉強したい、と言い出して会話もままならないのにタイ文字の読み方を勉強し始めました。

聞いてみたら

「文字が読めるようになれば、単語も早く覚わるかな~と思って」

と言っていました。
でも、タイリンが思うに、タイ語の場合は英語と違い、文字から先に入る勉強法はあんまり成功しないと思います。

理由は、「タイ文字って読むの難し過ぎる」から、です。

タイリンはとりあえずタイ文字読めますが、なぜタイ文字が読めるかというと、ある程度の単語を日常使ってて、なんとなくその音を耳で聞いて覚えてるからです。
ちらっと単語を眺めてみて、「あー、あの単語か」って感じで読んでます。
なので、知らない単語は読むのにちょっと考え込むこともあります。

タイ文字の構成は複雑で、ルールを覚えたからといって、すらすら読めるようになるというものでもなく、

 ・ルール覚えてるからまあ、読める=90%
 ・ルール覚えててもこれはちょっと難しいよ。=10%

くらいの構成から成り立ってます。
後者の単語がすらすら読めるのは、その単語を自分が耳で覚えてる場合です。
前者もすらすら読むためには、自分が耳で覚えてる必要があります。

というわけで、聞いたことも意味も知らない単語をすらすら読む、という流れはタイ語の場合あまり成功しないと思います。
まあ、私が語学が苦手だってこともありますが。

で、じゃあ、完全に単語を耳でマスターしてからじゃないとタイ文字がすらすら読めないかというとそんなこともなく、しばらくタイ文字読んでると、なんとなく類型というか、パターンがわかってきます。慣れです。
慣れてくると、知らない単語でも、「ああ、あのパターンか」となんとなくわかるようになるんですが、この「慣れ」を獲得するまでの時間が長い。
結構慣れるのに時間かかります。

で、何が言いたいかと言いますと、

「タイ文字をとりあえずちょちょいとマスター」 → 「本を読んで単語力アップ」

という流れは成功する確率が低い、特にタイ語の場合は、と思うわけです。
特にタイ語の場合は声調があるので、発音が非常に大事です。

タイ語学校に入るとまず、いの一番に声調の練習を延々やらされます。
退屈です。
非常に退屈なんですが、非常に大事なのです。

この退屈さに耐えないと、カタカナ読みである程度学習した後に、それ以上伸びなくなって、結局発音に戻ってきて、それからまた単語を最初から覚え直す、という羽目に陥るので、結果的にかなりの遠回りになるのです。
ということは、後からわかるんですが・・・・。

タイリンが思うに、リーズナブルなタイ語の勉強時間は次の通りです。

1.最初にとにかく発音、何はなくても発音・声調練習。退屈さに負けずに発音練習。
2.タイ文字はといあえず置いといて基本的なタイ語会話を覚える。タイ文字は使わない。声調記号で。
3.タイ文字覚える。

タイリンの通ったタイ語学校は上記の1と2で40時間です。
その後タイ文字の読み方のルールを覚えるのに30時間。

で、タイ文字の読み方を勉強するようになると、声調を意識せざるを得なくなるので自然と発音まで良くなるフィードバックが得られるようになります。

で、会話+タイ文字で80時間くらいやった後はタイ文字読んで単語の語彙が増える、語彙が増えるからタイ文字の文章も読みやすくなる、慣れる、パターンがわかってくる、発音もよくなる、という相乗効果がようやく得られるようになると思います。

というわけで、少なくとも最初の40時間くらいはタイ文字のことは忘れて、発音発音→基礎タイ語会話を耳で覚える、という学習方法が良いのではないでしょうか。

というのが、今日の結論でした。




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